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バックオフィス・管理2026-03-09

議事録ツール比較|目的別に選ぶAI議事録サービス

議事録ツール比較AI議事録

はじめに

ツール比較

AI議事録ツールは急速に選択肢が増えており、「結局どれを選べばいいか分からない」というのが中小企業の本音でしょう。

機能も価格も様々で、自社のニーズに合わないツールを選ぶと「導入したけど使われない」という残念な結果になります。

この記事では、AI議事録ツールを3つのタイプに分類し、機能・価格・精度で比較。自社のニーズに合った最適なツールの選び方を解説します。

AI議事録ツールの3つのタイプ

タイプ1: 文字起こし特化型

音声をテキストに変換することに特化したタイプ。議事録としての構造化(要約、決定事項の整理等)は人間が行います。

メリット: 安価(月額1,000〜3,000円)、シンプルで導入が簡単、文字起こし精度が高い
デメリット: 要約やアクションアイテムの抽出は手動。議事録としての完成には人手が必要

代表的なツール: Notta、CLOVA Note、Google Recorder

タイプ2: 要約・構造化型

文字起こしに加え、AI要約、決定事項の自動抽出、アクションアイテムの特定まで自動で行うタイプ。「会議が終わった瞬間に議事録が完成」を実現します。

メリット: 議事録としての完成度が高い。人手をほぼかけずに使える
デメリット: タイプ1より高価。要約の精度はツールによって差がある

代表的なツール: tl;dv、Otter.ai、Fireflies.ai

タイプ3: 統合プラットフォーム型

議事録に加え、タスク管理、プロジェクト管理、ナレッジベースまで統合されたタイプ。会議の成果を組織全体で活用する仕組みまで提供します。

メリット: 会議の「次のアクション」まで一気通貫で管理できる
デメリット: 導入コストと学習コストが高い。小規模企業にはオーバースペック

代表的なツール: Grain、Fellow、Avoma

12項目の詳細比較

項目文字起こし特化要約・構造化統合プラットフォーム
月額(1ユーザー)1,000〜3,000円3,000〜15,000円10,000〜30,000円
文字起こし精度◎(90〜95%)◎(90〜95%)○(85〜93%)
日本語対応◎○〜◎△〜○
話者識別△〜○◎◎
AI要約機能✕◎◎
決定事項の抽出✕○◎
アクションアイテム✕○◎
Zoom/Teams/Meet連携△〜○◎◎
Slack/Teams通知△○◎
タスク管理連携✕△◎
検索・ナレッジベース△○◎
導入の手軽さ◎○△

主要ツール詳細比較

文字起こし特化型

ツール月額日本語精度特徴
Notta¥1,300/人◎ 高精度日本語に特化。UIがシンプル
CLOVA Note¥880/人◎ 高精度LINE系列。低価格が魅力
Google Recorder無料○Androidのみ。精度は標準

要約・構造化型

ツール月額日本語精度特徴
tl;dv$20/人○Zoom・Meet・Teams対応。録画も可能。AI要約が優秀
Otter.ai$20/人△(英語◎)英語の精度が最高。日本語はやや弱い
Fireflies.ai$19/人○CRM連携が強い。営業会議向き

統合プラットフォーム型

ツール月額日本語精度特徴
Grain$25/人○ハイライトクリップ機能が優秀
Fellow$7/人〜△議題設定+議事録+アクション管理の一体化
Avoma$49/人△営業会議に特化した分析機能

目的別おすすめマップ

「まず議事録の手間を減らしたい」

→ タイプ1(文字起こし特化型)のNottaかCLOVA Noteから始めてください。

理由: 月額1,000〜1,500円でリスクが極めて低い。明日から使い始められる。文字起こしだけでも議事録作成時間が60%削減。

「議事録の品質と速度を両立したい」

→ タイプ2(要約・構造化型)のtl;dvがおすすめ。

理由: AI要約とアクションアイテム抽出で、議事録としての完成度が高い。会議が終わった数分後に完成した議事録が配信される体験は、一度使ったら手放せない。

「英語の会議が多い」

→ Otter.aiが圧倒的におすすめ。

理由: 英語の文字起こし精度と話者識別の精度が最も高い。英語圏のサービスだけあり、英語の処理は群を抜いている。

「会議の成果を組織の資産にしたい」

→ タイプ3(統合プラットフォーム型)のGrainまたはFellow。

理由: 議事録→タスク→進捗管理まで一気通貫。ただし日本語対応がやや弱いため、英語中心の企業に最適。日本語中心の場合はtl;dv + Slackの組み合わせで代替可能。

選定時の5つのチェックポイント

チェック項目確認すべきこと重要度
日本語精度日本語の文字起こし精度は実用レベルか★★★★★
オンライン会議連携Zoom/Teams/Meetとシームレスに連携できるか★★★★★
セキュリティデータの保管場所、暗号化、SOC2認証の有無★★★★☆
無料トライアル十分な期間のトライアルがあるか(最低2週間推奨)★★★★☆
API・ツール連携Slack、Notion、CRM等との連携は可能か★★★☆☆

導入のステップ

  • タイプの決定: 上記の「目的別おすすめマップ」から自社に合うタイプを選択
  • 2サービスの無料トライアル: 同じタイプから2つのツールをトライアル
  • 実際の会議で2週間テスト: 精度、使い勝手、チームの反応を確認
  • 1サービスに絞って契約: テスト結果に基づいて決定
  • 全社展開: 社内会議から開始、外部会議は録音了承を得て順次展開
  • まとめ

    AI議事録ツールは「機能が多いほど良い」ではなく、「自社の目的に合ったタイプを選ぶ」ことが成功の鍵です。

    迷ったらNotta(月1,300円)のタイプ1から始め、必要に応じてタイプ2(tl;dv)にステップアップするのが最も現実的なアプローチです。


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    💡 関連記事: 議事録を手動で書く時代は終わりました / AI議事録の導入手順と運用のコツ / 議事録自動化のROI / AI DXとは?

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